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[肥料の考察] 微粉ハイポネックス

 
微粉ハイポネックスは、アクア界でもそれなりに有名な肥料です。


最近、この肥料を手にいれたので紹介してみたいと思います。





微粉ハイポネックス


【微粉ハイポネックス】 [6.5-6-19] + 微量元素

米ハイポネックス社の水耕栽培向け肥料。
昔からある園芸用肥料ですが、実は日本ではエーハイムなどと同じく輸入品なのです。


肥料配分は 6.5-6-19 (窒素・燐酸・カリ)


処方は "水500ml + 本品5g" による100倍液を作り、
60cm水槽において3~10滴を添加。



これは一般的な水草水槽において、都合のいい肥料配分であり。
肥料分が空っぽの状態から、この配分で足しておけば水草が育つというもの。

微量元素が入ってることも重要です。

そして、ハイポネックス製品は他にも、ハイポネックス原液などがありますが、
この微粉とは、成分も肥料配分も違うものなので、注意してください。

ハイポネックス原液は液肥ですが、普通の園芸植物に使うものであり、
それに対して微粉ハイポネックスは、土壌を使わない水耕栽培用の肥料なのです。

土壌からは微量元素が供給されるのですが、水耕栽培にはそれがありません。
なので、この微粉ハイポネックスには微量元素が含まれています。


つまり、土もなにもない

水だけの状態で植物を育てるための肥料 というわけです。


園芸肥料としては比較的高価ですが、最も安い120g入りだと500円前後なので、
初めて使う人は、お試しも兼ねてそれを購入することをオススメします。

一番少ない120gタイプでも、上記処方だと24本分の100倍液が作れます。

お試しには十分な量だと思われます。






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[肥料の考察] 多量必須元素について

 
何故、窒素が不足すると黄化するか等を、知らない方もいると思います。
 
 
今回は、植物必須16元素のうち、9種の多量必須元素についてまとめました。
 
 


 
■窒素(N)
NO3よりアミノ酸を作りタンパク質を生成。
葉緑素を筆頭に、アデニン・ビタミン・核酸の構成成分でもある。 
植物乾物中に1~5%含まれ、うち葉緑体に80%、タンパク質に16%分配されている。


過剰にあると軟弱可し、耐病性も減ってしまう。
しかし、不足しても成長が大幅に阻害される。

【欠乏症】 葉が黄化し下葉が枯れ、成長点の葉が小さくなる(矮小化)。 根の成長の鈍化。
【過剰症】 葉が暗緑化し虫冷害の抵抗性が減少。 ヒョロヒョロに徒長する。
 

■リン(P)
ATPを生成し、エネルギー代謝や各種物質の合成に使用。
また、核酸・核タンパク質・リン脂質などを構成する。
成長の多い植物はPの要求量が多く、流転しやすい為、欠乏症状は古い部位にでる。


(ATP:エネルギー保存・利用・移動に関する物質、通称:生体のエネルギー通貨)

日本土壌やソイルの原料である、火山灰土(黒ぼく土)にはアロフェンが含まれており、
アロフェンはリン結合性が高いので、リンを吸着する性質がある。

【欠乏症】 全体が暗緑化・赤紫化し、新芽やランナーの成長度が減少。 根の粗大化。
【過剰症】 一般的な過剰症はないが、亜鉛・鉄・マグネシウムの欠乏を助長する。


■カリウム(K)
光合成におけるATP合成と、タンパク質、炭水化物の移動を促進。
それにより浸透圧を調整し、根・茎の強化、寒暖や病虫に対する抵抗を高める。
更に、ATPに関わることで、低日照下における成長低下を緩和できる。


成長に関与するため、トリミング後の回復に効果がある。
また、カリウムが欠乏すると硝酸をタンパク質に還元できず、硝酸が異常蓄積する。

【欠乏症】 下葉から上葉へと白化し、葉にシワ・ねじれが生じる。
【過剰症】 一般的な過剰症はないが、鉄・マグネシウム・カルシウムの欠乏を助長する。





■カルシウム(Ca)
糖の移動に関わり、それにより葉の炭水化物の移動を補助している。
細胞の形状維持をするが、流転が少ないので新しい組織では欠乏しやすい。
数多くの酵素の活性剤として働いている。


ATPなどの光合成産物の流転を助け、
代謝時に生成される有機酸の中和をしている。

【欠乏症】 成長点の白化、根が粗大化し根腐れになる。
【過剰症】 リン・カリ・マグネシウムの欠乏を助長する。


■マグネシウム(Mg)
葉緑素を構成している為、不足すると葉が黄色になり、光合成効率が減る。
燐酸の移動を補助するため、不足すると成長点が生育不良になる。
酵素反応の活性剤であり、脂質や炭水化物の代謝に関与している。


植物体内での移行性が高いため、欠乏症は古い組織に出やすい。
カリウム分が多いと、マグネシウム欠乏を起こしやすくなる。

【欠乏症】 葉脈を残し、下葉から上葉にかけて黄化を起こす。
【過剰症】 一般的な過剰障害はない。


■硫黄(S)
タンパク質の素となっており、原形質の構成と酵素の生成に直接関与している。
その為、欠乏すると窒素欠乏に似た症状を起こし、根の発達が悪くなる。
植物体内にリンと同量が含まれ、無機態で存在し酸化還元系に関わっている。


火山灰土(黒ぼく土)は硫黄も多く含まれており、古くなったソイルや、
ソイル中の鉄分が減少した場合に、硫化水素が発生する危険性がある。

【欠乏症】 窒素欠乏に似て、下葉が黄化し枯れていく。
【過剰症】 底床に老廃物が溜まった場合、硫化水素が発生し根に大きな障害を与える。




■水素(H):水から取り込まれる
■酸素(O):水から取り込まれる
■炭素(C):二酸化炭素から取り込まれる



多量元素についてはこんな感じです。
近いうちに微量元素についても書いていきたいと思います。

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[肥料の考察] 我が家の肥料

 
今回は、ウチでつかっている肥料について紹介します。


情報があれば、コメント欄でガシガシ追加しちゃって下さい。




イニシャルスティック

【テトライニシャルスティック】 [1-0-25]

ご存知テトラの万能肥料。
安い・多い・どこでも売ってる、と三拍子揃ってます。

固形のスティック状かつ、遅効性である為(昔はイニシャルDという名称で、顆粒でした。)
セットアップ時に底床の下へ撒いたり、追肥としてピンセットで底床に差し込んだりします。


肥料配分は 1-0-25 (窒素・燐酸・カリ)


しかし、その構成物の75%は、木片やリグニン・セルロースといった有機物
有機物は、硝化バクテリアによって徐々に窒素へと変化させられていきます。

その為、遅効性の窒素肥料として活躍するわけです。
これを知らずにカリ補給の為に使うと、大抵エライ目に会いますので注意。

また、鉄分をはじめとする各種微量元素も配合されています。





メネデール

【メネデール】 [鉄分&微量カリウム]

鉄分補給で有名な園芸用品。
実はラベルに、水槽使用も推奨する記載があったりします。

鉄の2価イオン(還元鉄・不活化され酸素を含んでない状態)が含まれており、
また、有機酸塩という形で無理矢理に安定(キレート)化させているようです。

ちなみに、植物は根から酸を出して、周囲の微量元素をキレート化して吸収します。
有機酸によって包まれたミネラルでしか、植物は吸収する事はできません。


メネデール1Lあたりの鉄分含有量は約50mgです。


また、成分中にカリウムも含まれ、主に添加後の植物の成長促進は、
このカリウムの効果も大きいのではないかと思われます。
(カリウムは根の成長を助ける作用もあります)

我が家での使用方法は。

1.水草の植栽前にメネデール希釈液に数十分、浸けおきする。
2.活力剤としてたまに水槽へ添加する。


という二通りなのですが、我が家では圧倒的に1.の場合に活躍しています。
赤系の水草をあまり使っていませんので。

なお、メネデールは水で希釈して保存出来ません、水中の酸素と結合します。
紫外線にも弱いので、暗所か紫外線を遮断する容器へ保存するようにしましょう。

また、植物向けのホルモンが入ってるという情報も。
ブラシノステロイド(根や茎の伸長を促すホルモン)でしょうか……




ブライティK

【ブライティK】 [0-0-10]

カリウムのみという潔い液肥。
実際には炭酸カリウムなので、塩素中和効果がある。

肥料分である窒素・燐酸・カリのうち、
窒素・燐酸は餌や排泄物から "多少は" 供給できるのですが、カリはできません。
(水草水槽は生体が少ない傾向にあるので、十分とは言えません)

絶対的にカリウム分が不足してくることになります。
なので、こういったカリウムのみの肥料を使うことでバランスを取っています。

肥料分は [0-0-10]

内容量は500ml中に50mgです、10%の炭酸カリウム溶液となります。


また、炭酸カリウムはネットで安く通販できるので、
それを精製水で割ることで、詰換え用のブライティKを自作しています。

ADAのボトルは、デザイン的にも機能的にも優れていますので。
1プッシュで1ccの恩恵です、まぁ、おなじポンプはハンズにも売ってますケドね。

所有感によるモチベーションの維持は、大切な要素なんです。




グリーンブライティ

【グリーンブライティ STEP2】 [各種微量元素]

微量元素と二価鉄が配合されている。
ADAの液肥としては、ブライティKに次いで人気があると思われます。

微量元素とのことなので、

鉄・マンガン・銅・亜鉛・モリブデン・ホウ素・塩素が主成分。


微量元素の効果は、キューバパールで思い知りました。
おそらくハイポネックス活力液+メネデールで代用できるでしょう。

肥料三要素を含んでいないので、正確には肥料ではありませんが……
栄養の切れたソイルで水草を維持する場合には、必須となるはずなので書いておきます。





とまぁ、我が家の常備肥料はこんなかんじです。
後はハイポネックス原液があったり、微粉ハイポネックス当たりも購入予定だったり。

参考になれば幸いです。



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